クリスマスツリーの由来
世界で最初にクリスマスツリーが飾られたのは、1419年、ドイツのフライブルクという所です。パン職人の信心会が聖霊救貧院にツリーを飾ったのが一番古い記録で、イギリスにはヴィクトリア女王(在位:1837~1901年)を通じて伝わったと言われています。
ちなみに日本では、1860年、プロイセンの使節オイレンブルクが公館に飾ったのが最初で、一般に浸透したのは1900年代になってからです。
日本ではあまり知られていませんが、クリスマスツリーは、「知恵の樹」の象徴と言われています。
「知恵の樹」は旧約聖書の『創世記』に登場する、エデンの園にある2本の木のうちの一方で(もう一つは「生命の樹」)。アダムとイヴが実を食べた、あの有名な木です。
つまり、クリスマスツリーに必ずついているボール状のオーナメントは、アダムとイヴが食べたリンゴの実を模している訳ですね。
ツリーに欠かせない飾り(オーナメント)といえば、先端の星です。
これはキリストの降誕を知らせた「ベツレヘムの星」にちなんだものですが、イギリスでは星ではなく天使(クリスマス・エンジェル)が飾られます。
他に主な飾りとしては、キャンディ・ケイン(杖型のキャンディ)やジンジャーマンクッキー、ベル、人形、ロウゾク、電飾、雪を模した綿、金銀のモールなど。飾りつけは国や流行によって違いがあるようです。
ちなみにクリスマスツリーに使われる木の種類。日本ではモミの木が主流ですが、ヨーロッパでは主に、「ドイツトウヒ」という常緑針葉樹が用いられています。
| ▼ドイツトウヒ | ▼モミの木 |
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これは一説によると……和訳する時にドイツトウヒとモミの木を混同してしまったようで。ドイツトウヒの学名「Picea abies」がモミの木の属名「Abies」と同じだったために、「クリスマスツリーに使う木=モミの木」と伝わってしまったようです。とはいえ、どちらもマツ科の木なので、見た目的にそれほど変わらないような気もしますが……。
ツリーにドイツトウヒを使ってみると、より本格的なクリスマスを楽しめるかもしれません。
ノートルダム大聖堂とクリスマスツリー
毎年クリスマスが近づくと、パリのノートルダム大聖堂(ノートルダム寺院)の前には、巨大なクリスマスツリーが飾られます。
ちなみに「ノートルダム(Notre-Dame)」は、フランス語で「私たちの貴婦人(英:Our Lady)」、つまり聖母マリアのことを表す言葉でして。ノートルダム大聖堂は、「聖母マリアの大聖堂」という意味なんですね。
クリスマスはイエス・キリストの降誕(誕生)を祝う記念日ですから、ノートルダムでのクリスマスは、かなり重要な意味を持つんじゃないでしょうか。
①昼間は、こんな感じ。リンゴがたくさん実っているように見えませんか?
②ツリーのアップです。
③人と比べて見ると、かなり大きいことが分かります。
④中ではイエス・キリスト降誕の様子が飾られています。
夜になると、イルミネーションが点いて、大聖堂もライトアップ。

幻想的な光景です☆☆☆






クリスマス